聖書

天使とは、どのようなものなのか

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天使とは、どのような存在なのでしょうか。

 

この天使の解釈は、難しいです。

なぜなら、天使はほとんど霊的な存在で、霊は形もなければ、匂いもなく、重さもないので、人間には手出しできない分野だからです。また、天使は、象徴的に黙示録に書かれていたり、神様の計画のために遣わされるものなので、未来の情報をみることができない人間には、理解しずらいからです。

 

そのため、天使は悪い思想にも使われてきました。それが、外典などです。

聖書ではなく、他の書物から天使のイメージを人間的に広げてしまうことで、聖書に書かれていない天使まで、作り出されてきたのです。

 

聖書には、名前がある天使は二人しか出てきません。

 

天使長のひとりのミカエルと神の言葉を伝えるガブリエルです。

 

ですが、外典などを使うものでは、それ以外の天使などが登場し、利用されてきました。

今回は、この外典に出てくる天使は、はぶきます。

 

なぜなら、外典はイスラエル人が書いたものではないからです。

中国人が、お寿司のことを本にしたら、それがお寿司の正典になるでしょうか?

空手や忍者、侍の本をアメリカ人が書いたら、それが正典になるでしょうか。

 

聖書を知らず、その文化にもなかったひとたちによって、聖書もどきが書かれたとしても、それは惑わすものであって、世に混乱を招くからです。

その思想は、聖書というよりも、エジプトやギリシャ神話など、他宗教的な思想が入り込んでいるのですね。

 

マホメットがコーランを書きましたが、マホメットは聖書を理解できていませんでした。マホメットの時代では、情報が少なく、聖書勉強が不完全だったので、三位一体の神のひとつは、マリアだと思い込み、マリアは神ではないと否定してしまっているのです。カトリックでさえも、マリアは三位一体の神ではないのにです。

このように、否定することも、意味不明になってしまい、どんどん歪曲されていってしまうので、偽書や外典などを読む時は、まったく違うという認識を持ちながら、読む必要があるのです。違うものが、聖書に似せて書かれているわけです。

 

今回は、聖書に書かれている天使について、みていきましょう。

1、天使長ミカエル

聖書に出てくる名前のある天使ミカエル。

ミカエルは、聖書ではこのように書かれています。

 

ダニエル書10章13-21節

13ペルシャの国の君が、二十一日の間わたしの前に立ちふさがったが、天使の長のひとりであるミカエルがきて、わたしを助けたので、わたしは、彼をペルシャの国の君と共に、そこに残しておき、 14末の日に、あなたの民に臨まんとする事を、あなたに悟らせるためにきたのです。この幻は、なおきたるべき日にかかわるものです」。 15彼がこれらの言葉を、わたしに述べていたとき、わたしは、地にひれ伏して黙っていたが、 16見よ、人の子のような者が、わたしのくちびるにさわったので、わたしは口を開き、わが前に立っている者に語って言った、「わが主よ、この幻によって、苦しみがわたしに臨み、全く力を失いました。 17わが主のしもべは、どうしてわが主と語ることができましょう。わたしは全く力を失い、息も止まるばかりです」。 18人の形をした者は、再びわたしにさわり、わたしを力づけて、 19言った、「大いに愛せられる人よ、恐れるには及ばない。安心しなさい。心を強くし、勇気を出しなさい」。彼がこう言ったとき、わたしは力づいて言った、「わが主よ、語ってください。あなたは、わたしに力をつけてくださったから」。 20そこで彼は言った、「あなたは、わたしがなんのためにきたかを知っていますか。わたしは、今帰っていって、ペルシャの君と戦おうとしているのです。彼との戦いがすむと、ギリシヤの君があらわれるでしょう。 21しかしわたしは、まず真理の書にしるされている事を、あなたに告げよう。わたしを助けて、彼らと戦う者は、あなたがたの君ミカエルのほかにはありません。

 

黙示録12章7・8節

 7さて、天では戦いが起った。ミカエルとその御使たちとが、龍と戦ったのである。龍もその使たちも応戦したが、 8勝てなかった。そして、もはや天には彼らのおる所がなくなった。

ミカエルは、天使長のうちのひとりだと書かれています。天使には、天使長が何人か存在しているわけですね。

そして、ミカエルは、戦いの天使であり、軍団を率いて、悪と戦う天使長だということです。

 

ユダの手紙1章9節

 御使のかしらミカエルは、モーセの死体について悪魔と論じ争った時、相手をののしりさばくことはあえてせず、ただ、「主がおまえを戒めて下さるように」と言っただけであった。

 

ミカエルは、悪魔と論議をする時も、相手をすることなく、神様に委ねることをしたと書かれています。悪魔側の人間もそうですが、嘘が嘘を呼んで、主張する議題でさえすでに、歪曲させている場合があり、それらを見抜くことができるのは、過去・現在・未来を同時に存在されている神様だけです。ミカエルだとしても、未来をみえるわけでもなく、すべてを知られている神様に委ねることをしたのです。

 

 

2、神の言葉を伝える天使ガブリエル

ガブリエルは、イエス様の両親に現れた天使であり、預言者ダニエルにも、預言を理解させた存在です。重要なことを人間に伝える時に、よく現れるのが、このガブリエルです。

 

ルカによる福音書1章19-38節

19御使が答えて言った、「わたしは神のみまえに立つガブリエルであって、この喜ばしい知らせをあなたに語り伝えるために、つかわされたものである。 20時が来れば成就するわたしの言葉を信じなかったから、あなたはおしになり、この事の起る日まで、ものが言えなくなる」。 21民衆はザカリヤを待っていたので、彼が聖所内で暇どっているのを不思議に思っていた。 22ついに彼は出てきたが、物が言えなかったので、人々は彼が聖所内でまぼろしを見たのだと悟った。彼は彼らに合図をするだけで、引きつづき、おしのままでいた。 23それから務の期日が終ったので、家に帰った。 24そののち、妻エリサベツはみごもり、五か月のあいだ引きこもっていたが、 25「主は、今わたしを心にかけてくださって、人々の間からわたしの恥を取り除くために、こうしてくださいました」と言った。 26六か月目に、御使ガブリエルが、神からつかわされて、ナザレというガリラヤの町の一処女のもとにきた。 27この処女はダビデ家の出であるヨセフという人のいいなづけになっていて、名をマリヤといった。 28御使がマリヤのところにきて言った、「恵まれた女よ、おめでとう、主があなたと共におられます」。 29この言葉にマリヤはひどく胸騒ぎがして、このあいさつはなんの事であろうかと、思いめぐらしていた。 30すると御使が言った、「恐れるな、マリヤよ、あなたは神から恵みをいただいているのです。 31見よ、あなたはみごもって男の子を産むでしょう。その子をイエスと名づけなさい。 32彼は大いなる者となり、いと高き者の子と、となえられるでしょう。そして、主なる神は彼に父ダビデの王座をお与えになり、 33彼はとこしえにヤコブの家を支配し、その支配は限りなく続くでしょう」。 34そこでマリヤは御使に言った、「どうして、そんな事があり得ましょうか。わたしにはまだ夫がありませんのに」。 35御使が答えて言った、「聖霊があなたに臨み、いと高き者の力があなたをおおうでしょう。それゆえに、生れ出る子は聖なるものであり、神の子と、となえられるでしょう。 36あなたの親族エリサベツも老年ながら子を宿しています。不妊の女といわれていたのに、はや六か月になっています。 37神には、なんでもできないことはありません」。 38そこでマリヤが言った、「わたしは主のはしためです。お言葉どおりこの身に成りますように」。そして御使は彼女から離れて行った。

 

ダニエル書8章15-17節

 15われダニエルはこの幻を見て、その意味を知ろうと求めていた時、見よ、人のように見える者が、わたしの前に立った。 16わたしはウライ川の両岸の間から人の声が出て、呼ばわるのを聞いた、「ガブリエルよ、この幻をその人に悟らせよ」。 17すると彼はわたしの立っている所にきた。彼がきたとき、わたしは恐れて、ひれ伏した。しかし、彼はわたしに言った、「人の子よ、悟りなさい。この幻は終りの時にかかわるものです」。

 

100歳のアブラハムと90歳の不妊の女サラにも、奇跡ともいえる出産を預言した天使がいました。この時の天使の名前は書かれていませんが、マリアとヨセフの夫婦と同じ奇跡的な出産に対する預言を持って来たのです。

黙示録についても、預言者ヨハネに預言を与えたのは、ガブリエルだと主張する人もいますが、聖書には書かれていません。

 

大切なことを人間に伝える時に現れる天使ガブリエルの名前は、神の人、神に仕えるものという意味です。

 

人間的な格好をした神の使いは、ガブリエルもミカエルも、羽を持っていたとは聖書には書かれていません。人間の姿をしていると思われます。

3、ケルビム

この写真はケルビムでもなんでもありませんが、人間の形ではない存在であるのが、ケルビムです。

聖書には、ケルビムという神の使いが書かれています。これは名前ではなく、神の使いの種類の名称です。

人間の中の日本人と種類を挙げるものです。

 

このケルビムは、聖書に書かれた最初の神の使いです。天使とも言えるものですが、これは人間のような姿をしていないと思われます。人間とは違うので、羽がはえていて、顔もいくつかあるように表現されています。

 

動物にも存在しないような不思議な存在が、ケルビムです。

わたしは、海外で自分の目で、生きたバッファローをまじかにして見たのですが、この世のものとは思えませんでした。写真だとその迫力が落ちて、このような生き物だろうと思うのですが、実際にバッファローをみると、まるで化け物のようにみえました。体そのものが顔のように、みえるからです。

 

現代でもいる生き物でさえ、驚愕するのなら、ケルビムという存在は、また不可思議なものだろうと想像できます。

このケルビムは、契約の箱にも使われていると聖書には書かれています。本物の契約の箱は、表には出ていませんが、契約の箱の模型では、ケルビムは2枚の羽根で契約の箱を守るかのように置かれています。すべて黄金でつくられた箱です。

エゼキエル書では、抽象的に書かれているので、それがケルビムの姿なのかは解かりませんが、ケリブムにもまた種類があるのかもしれません。

世界中に広がっている天使のイメージは、背に羽が生えているものですが、このケルビムが基になっているかもしれません。アダムとエバによって天の使いであるケルビムの容姿が伝えられ、世界中に背に羽が生えた生き物なり、天使が描かれているからです。

スフィンクスのような獅子に羽が生えている石造などもあり、巨大な人間の背中に羽が生えた石造なども発掘されています。

伝言ゲームのように、歪められながらも、共通点の1つとして挙げられているわけですね。

 

世界に共通点があることは、聖書の証明になります。

 

 

 

創世記3章24節

 神は人を追い出し、エデンの園の東に、ケルビムと、回る炎のつるぎとを置いて、命の木の道を守らせられた。

 

エゼキエル書10章

1時にわたしは見ていたが、見よ、ケルビムの頭の上の大空に、サファイヤのようなものが王座の形をして、その上に現れた。 2彼は亜麻布を着たその人に言われた、「ケルビムの下の回る車の間にはいり、ケルビムの間から炭火をとってあなたの手に満たし、これを町中にまき散らせ」。そして彼はわたしの目の前ではいった。 3この人がはいった時、ケルビムは宮の南側に立っていた。また雲はその内庭を満たしていた。 4主の栄光はケルビムの上から宮の敷居の上にあがり、宮は雲で満ち、庭は主の栄光の輝きで満たされた。 5時にケルビムの翼の音が大能の神が語られる声のように外庭にまで聞えた。 6彼が亜麻布を着ている人に、「回る車の間、ケルビムの間から火を取れ」。と命じた時、その人ははいって、輪のかたわらに立った。 7ひとりのケルブはその手をケルビムの間から伸べて、ケルビムの間にある火を取り、亜麻布を着た人の手に置いた。すると彼はこれを取って出て行った。 8ケルビムはその翼の下に人の手のような形のものを持っているように見えた。 9わたしが見ていると、見よ、ケルビムのかたわらに四つの輪があり、一つの輪はひとりのケルブのかたわらに、他の輪は他のケルブのかたわらにあった。輪のさまは、光る貴かんらん石のようであった。 10そのさまは四つとも同じ形で、あたかも輪の中に輪があるようであった。 11その行く時は四方のどこへでも行く。その行く時は回らない。ただ先頭の輪の向くところに従い、その行く時は回ることをしない。 12その輪縁、その輻、および輪には、まわりに目が満ちていた。―その輪は四つともこれを持っていた。 13その輪はわたしの聞いている所で、「回る輪」と呼ばれた。 14そのおのおのには四つの顔があった。第一の顔はケルブの顔、第二の顔は人の顔、第三はししの顔、第四はわしの顔であった。 15その時ケルビムはのぼった。これがケバル川でわたしが見た生きものである。 16ケルビムの行く時、輪もそのかたわらに行き、ケルビムが翼をあげて地から飛びあがる時は、輪もそのかたわらを離れない。 17その立ちどまる時は、輪も立ちどまり、そののぼる時は、輪も共にのぼる。生きものの霊がその中にあるからである。 18時に主の栄光が宮の敷居から出て行って、ケルビムの上に立った。 19するとケルビムは翼をあげて、わたしの目の前で、地からのぼった。その出て行く時、輪もまたこれと共にあり、主の宮の東の門の入口の所へ行って止まった。イスラエルの神の栄光がその上にあった。 20これがすなわちわたしがケバル川のほとりで、イスラエルの神の下に見たかの生きものである。わたしはそれがケルビムであることを知っていた。 21これにはおのおの四つの顔があり、おのおの四つの翼があり、また人の手のようなものがその翼の下にあった。 22その顔の形は、ケバル川のほとりでわたしが見たそのままの顔である。おのおのその前の方にまっすぐに行った。

4、名前のない天使

聖書には、名前も名称もない天使が数多く書かれています。

その姿は、まるで人間で、背に羽は生えていません。まるで人間のような姿なので、すぐには天使だとは気づかれないほどです。

有名なソドムとゴモラの時にも、天の使いがふたり現れ、アブラハムの甥のロトを助ける場面が書かれています。

 

創世記19章1-29節

1そのふたりのみ使は夕暮にソドムに着いた。そのときロトはソドムの門にすわっていた。ロトは彼らを見て、立って迎え、地に伏して、 2言った、「わが主よ、どうぞしもべの家に立寄って足を洗い、お泊まりください。そして朝早く起きてお立ちください」。彼らは言った、「いや、われわれは広場で夜を過ごします」。 3しかしロトがしいて勧めたので、彼らはついに彼の所に寄り、家にはいった。ロトは彼らのためにふるまいを設け、種入れぬパンを焼いて食べさせた。 4ところが彼らの寝ないうちに、ソドムの町の人々は、若い者も老人も、民がみな四方からきて、その家を囲み、 5ロトに叫んで言った、「今夜おまえの所にきた人々はどこにいるか。それをここに出しなさい。われわれは彼らを知るであろう」。 6ロトは入口におる彼らの所に出て行き、うしろの戸を閉じて、 7言った、「兄弟たちよ、どうか悪い事はしないでください。 8わたしにまだ男を知らない娘がふたりあります。わたしはこれをあなたがたに、さし出しますから、好きなようにしてください。ただ、わたしの屋根の下にはいったこの人たちには、何もしないでください」。 9彼らは言った、「退け」。また言った、「この男は渡ってきたよそ者であるのに、いつも、さばきびとになろうとする。それで、われわれは彼らに加えるよりも、おまえに多くの害を加えよう」。彼らはロトの身に激しく迫り、進み寄って戸を破ろうとした。 10その時、かのふたりは手を伸べてロトを家の内に引き入れ、戸を閉じた。 11そして家の入口におる人々を、老若の別なく打って目をくらましたので、彼らは入口を捜すのに疲れた。 12ふたりはロトに言った、「ほかにあなたの身内の者がここにおりますか。あなたのむこ、むすこ、娘およびこの町におるあなたの身内の者を、皆ここから連れ出しなさい。 13われわれがこの所を滅ぼそうとしているからです。人々の叫びが主の前に大きくなり、主はこの所を滅ぼすために、われわれをつかわされたのです」。 14そこでロトは出て行って、その娘たちをめとるむこたちに告げて言った、「立ってこの所から出なさい。主がこの町を滅ぼされます」。しかしそれはむこたちには戯むれごとに思えた。 15夜が明けて、み使たちはロトを促して言った  「立って、ここにいるあなたの妻とふたりの娘とを連れ出しなさい。そうしなければ、あなたもこの町の不義のために滅ぼされるでしょう」。 16彼はためらっていたが、主は彼にあわれみを施されたので、かのふたりは彼の手と、その妻の手と、ふたりの娘の手を取って連れ出し、町の外に置いた。 17彼らを外に連れ出した時そのひとりは言った、「のがれて、自分の命を救いなさい。うしろをふりかえって見てはならない。低地にはどこにも立ち止まってはならない。山にのがれなさい。そうしなければ、あなたは滅びます」。 18ロトは彼らに言った、「わが主よ、どうか、そうさせないでください。 19しもべはすでにあなたの前に恵みを得ました。あなたはわたしの命を救って、大いなるいつくしみを施されました。しかしわたしは山まではのがれる事ができません。災が身に追い迫ってわたしは死ぬでしょう。 20あの町をごらんなさい。逃げていくのに近く、また小さい町です。どうかわたしをそこにのがれさせてください。それは小さいではありませんか。そうすればわたしの命は助かるでしょう」。 21み使は彼に言った、「わたしはこの事でもあなたの願いをいれて、あなたの言うその町は滅ぼしません。 22急いでそこへのがれなさい。あなたがそこに着くまでは、わたしは何事もすることができません」。これによって、その町の名はゾアルと呼ばれた。 23ロトがゾアルに着いた時、日は地の上にのぼった。 24主は硫黄と火とを主の所すなわち天からソドムとゴモラの上に降らせて、 25これらの町と、すべての低地と、その町々のすべての住民と、その地にはえている物を、ことごとく滅ぼされた。 26しかしロトの妻はうしろを顧みたので塩の柱になった。 27アブラハムは朝早く起き、さきに主の前に立った所に行って、 28ソドムとゴモラの方、および低地の全面をながめると、その地の煙が、かまどの煙のように立ちのぼっていた。 29こうして神が低地の町々をこぼたれた時、すなわちロトの住んでいた町々を滅ぼされた時、神はアブラハムを覚えて、その滅びの中からロトを救い出された。 
また、聖書には、天使だとは気づかずに、接していたひともいると書かれています。
へブル人への手紙13章1-2節
1兄弟愛を続けなさい。 2旅人をもてなすことを忘れてはならない。このようにして、ある人々は、気づかないで御使たちをもてなした。
このように、天使は背中に羽が生えているというわけではなく、人間の姿と変わらないとも言えるのですね。

5、神を信じる者を助ける天使

天使は、神を信じるものたちを助けるためにも造られたと書かれています。

 

へブル人への手紙1章13・14節
13神は、御使たちのだれに対して、「あなたの敵を、あなたの足台とするときまでは、わたしの右に座していなさい」と言われたことがあるか。 14御使たちはすべて仕える霊であって、救を受け継ぐべき人々に奉仕するため、つかわされたものではないか。
また、神の人のために、敵の軍を滅ぼすことさえしたことが書かれています。
第2列王記19章32-35節
 32それゆえ、主はアッスリヤの王について、こう仰せられる、『彼はこの町にこない、またここに矢を放たない、盾をもってその前に来ることなく、また塁を築いてこれを攻めることはない。 33彼は来た道を帰って、この町に、はいることはない。主がこれを言う。 34わたしは自分のため、またわたしのしもべダビデのためにこの町を守って、これを救うであろう』」。 35その夜、主の使が出て、アッスリヤの陣営で十八万五千人を撃ち殺した。人々が朝早く起きて見ると、彼らは皆、死体となっていた。
この出来事は、聖書だけではなく、アッシリアでも同じことが起きたことが書かれているのです。
どのようにして滅ぼされたのかは書かれてはいませんが、アッシリアの軍が一夜にして壊滅したことは歴史的にも書かれているということですね。
天使は、災いや困難からも、神の人を助けることが書かれています。

詩篇91篇1-11節

1いと高き者のもとにある隠れ場に住む人、全能者の陰にやどる人は 2主に言うであろう、「わが避け所、わが城、わが信頼しまつるわが神」と。 3主はあなたをかりゅうどのわなと、恐ろしい疫病から助け出されるからである。 4主はその羽をもって、あなたをおおわれる。あなたはその翼の下に避け所を得るであろう。そのまことは大盾、また小盾である。 5あなたは夜の恐ろしい物をも、昼に飛んでくる矢をも恐れることはない。 6また暗やみに歩きまわる疫病をも、真昼に荒す滅びをも恐れることはない。 7たとい千人はあなたのかたわらに倒れ、万人はあなたの右に倒れても、その災はあなたに近づくことはない。 8あなたはただ、その目をもって見、悪しき者の報いを見るだけである。 9あなたは主を避け所とし、いと高き者をすまいとしたので、 10災はあなたに臨まず、悩みはあなたの天幕に近づくことはない。 11これは主があなたのために天使たちに命じて、あなたの歩むすべての道であなたを守らせられるからである。 

6、天使は人間のために造られた

天使は、人間よりも知識と知恵があり、能力的には、人間よりも優れていると思われますが、それでも、神様は人間のために天使を造られたのです。

 

パソコンは、人間よりも早く計算する能力がありますが、パソコンは人間のために利用される物です。これと同じように、能力が高い天使も、人間のために用意された物だと言えるでしょう。

 

神様は、人間のために、その命を十字架刑にかけて、救われましたが、天使のためには、十字架刑にはかかられませんでした。

天使にも、自由意志が存在していたと思われます。人間よりも優れた能力を持ち、自由意志がありながらも、天使は、人間のために造られた物であるのですね。

 

木や動物、植物と同様の存在だと言えるでしょう。

 

この天使から、悪魔とかサタン、黎明の子、明けの明星とかいわれる存在が現れました。彼ら悪魔には救いの道はありません。悪そのものであり、悪を最初に発明した存在です。

悪魔は、天使から裏返って、神様のようになろうとした、反逆者だったのですね。

 

イザヤ書14章12-15節
12黎明の子、明けの明星よ、あなたは天から落ちてしまった。もろもろの国を倒した者よ、あなたは切られて地に倒れてしまった。 13あなたはさきに心のうちに言った、『わたしは天にのぼり、わたしの王座を高く神の星の上におき、北の果なる集会の山に座し、 14雲のいただきにのぼり、いと高き者のようになろう』。 15しかしあなたは陰府に落され、穴の奥底に入れられる。 
基は、天使だった存在が、いと高き者のようになろうと、反逆したのです。
3分の1の反逆した天使たちは、残りの天使たちと戦い、地に落とされたのです。
ヨハネの黙示録12章7-13節
 7さて、天では戦いが起った。ミカエルとその御使たちとが、龍と戦ったのである。龍もその使たちも応戦したが、 8勝てなかった。そして、もはや天には彼らのおる所がなくなった。 9この巨大な龍、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれ、全世界を惑わす年を経たへびは、地に投げ落され、その使たちも、もろともに投げ落された。 10その時わたしは、大きな声が天でこう言うのを聞いた、「今や、われらの神の救と力と国と、神のキリストの権威とは、現れた。われらの兄弟らを訴える者、夜昼われらの神のみまえで彼らを訴える者は、投げ落された。 11兄弟たちは、小羊の血と彼らのあかしの言葉とによって、彼にうち勝ち、死に至るまでもそのいのちを惜しまなかった。 12それゆえに、天とその中に住む者たちよ、大いに喜べ。しかし、地と海よ、おまえたちはわざわいである。悪魔が、自分の時が短いのを知り、激しい怒りをもって、おまえたちのところに下ってきたからである」。 13龍は、自分が地上に投げ落されたと知ると、男子を産んだ女を追いかけた。
そして、サタンは、能力を制限されて、悪そのものとして、人間のために利用される存在として、許可されていまでも存在しているのです。
人間にも自由意志があり、発明する能力があったので、時間とともに、いつかは悪を発明していたかもしれません。しかし、エデンの園で人間は、自分たちで悪を発明したのではなく、あくまで蛇に情報を流され、蛇によって悪を理解させられたのです。
神様は、この蛇である悪魔と人間は、区別され、距離を置くことを宣言されました。悪魔は悪そのものであるので、救いはゆるされませんが、人間は救いの道を用意されたのです。
天使も悪魔も、人間のために許可され、造られた存在だと言えるのですね。

7、憑依する霊

悪魔的な霊は、よく動物や人間に憑依すると言われます。それは聖書でも同じです。

イエス様は、悪魔の霊が入り込んだ男を言葉によって、霊を追い出し、動物の中へと追い込みました。

マルコによる福音書5章1-16節

1こうして彼らは海の向こう岸、ゲラサ人の地に着いた。 2それから、イエスが舟からあがられるとすぐに、けがれた霊につかれた人が墓場から出てきて、イエスに出会った。 3この人は墓場をすみかとしており、もはやだれも、鎖でさえも彼をつなぎとめて置けなかった。 4彼はたびたび足かせや鎖でつながれたが、鎖を引きちぎり、足かせを砕くので、だれも彼を押えつけることができなかったからである。 5そして、夜昼たえまなく墓場や山で叫びつづけて、石で自分のからだを傷つけていた。 6ところが、この人がイエスを遠くから見て、走り寄って拝し、 7大声で叫んで言った、「いと高き神の子イエスよ、あなたはわたしとなんの係わりがあるのです。神に誓ってお願いします。どうぞ、わたしを苦しめないでください」。 8それは、イエスが、「けがれた霊よ、この人から出て行け」と言われたからである。 9また彼に、「なんという名前か」と尋ねられると、「レギオンと言います。大ぜいなのですから」と答えた。 10そして、自分たちをこの土地から追い出さないようにと、しきりに願いつづけた。 11さて、そこの山の中腹に、豚の大群が飼ってあった。 12霊はイエスに願って言った、「わたしどもを、豚にはいらせてください。その中へ送ってください」。 13イエスがお許しになったので、けがれた霊どもは出て行って、豚の中へはいり込んだ。すると、その群れは二千匹ばかりであったが、がけから海へなだれを打って駆け下り、海の中でおぼれ死んでしまった。 14豚を飼う者たちが逃げ出して、町や村にふれまわったので、人々は何事が起ったのかと見にきた。 15そして、イエスのところにきて、悪霊につかれた人が着物を着て、正気になってすわっており、それがレギオンを宿していた者であるのを見て、恐れた。 16また、それを見た人たちは、悪霊につかれた人の身に起った事と豚のこととを、彼らに話して聞かせた。 

 

その他にも、悪霊によって追い払われたことが書かれています。

 

マルコによる福音書1章21-27節

21それから、彼らはカペナウムに行った。そして安息日にすぐ、イエスは会堂にはいって教えられた。 22人々は、その教に驚いた。律法学者たちのようにではなく、権威ある者のように、教えられたからである。 23ちょうどその時、けがれた霊につかれた者が会堂にいて、叫んで言った、 24「ナザレのイエスよ、あなたはわたしたちとなんの係わりがあるのです。わたしたちを滅ぼしにこられたのですか。あなたがどなたであるか、わかっています。神の聖者です」。 25イエスはこれをしかって、「黙れ、この人から出て行け」と言われた。 26すると、けがれた霊は彼をひきつけさせ、大声をあげて、その人から出て行った。 27人々はみな驚きのあまり、互に論じて言った、「これは、いったい何事か。権威ある新しい教だ。けがれた霊にさえ命じられると、彼らは従うのだ」。

 

マルコによる福音書9章38・39節

38ヨハネがイエスに言った、「先生、わたしたちについてこない者が、あなたの名を使って悪霊を追い出しているのを見ましたが、その人はわたしたちについてこなかったので、やめさせました」。 39イエスは言われた、「やめさせないがよい。だれでもわたしの名で力あるわざを行いながら、すぐそのあとで、わたしをそしることはできない。

 

ルカによる福音書11章14-20節

 14さて、イエスが悪霊を追い出しておられた。それは、おしの霊であった。悪霊が出て行くと、おしが物を言うようになったので、群衆は不思議に思った。 15その中のある人々が、「彼は悪霊のかしらベルゼブルによって、悪霊どもを追い出しているのだ」と言い、 16またほかの人々は、イエスを試みようとして、天からのしるしを求めた。 17しかしイエスは、彼らの思いを見抜いて言われた、「おおよそ国が内部で分裂すれば自滅してしまい、また家が分れ争えば倒れてしまう。 18そこでサタンも内部で分裂すれば、その国はどうして立ち行けよう。あなたがたはわたしがベルゼブルによって悪霊を追い出していると言うが、 19もしわたしがベルゼブルによって悪霊を追い出すとすれば、あなたがたの仲間はだれによって追い出すのであろうか。だから、彼らがあなたがたをさばく者となるであろう。 20しかし、わたしが神の指によって悪霊を追い出しているのなら、神の国はすでにあなたがたのところにきたのである。

 

 

このように、霊は、生き物などに憑依することができると書かれていますし、現代でもそのような現象は世界中でもみられています。

 

ノアの大洪水の時代を滅ぼすほど、汚れさせたとされる巨人のネフィリムという種族が創世記に書かれています。

 

このネフィリムは、神の子たち、すなわち、天使たちが、人間の美しい女とまじわることで、巨人が生まれたというのです。この神の子とは、堕天使である悪魔の霊たちのことで、その悪魔が、人間の娘たちと交わったと言うのです。

 

ですが、悪魔や天使は、霊的なものであって体はありません。なのになぜ、人間の娘とまじわることができたのでしょうか。

それも、憑依によるものだったかもしれません。この箇所は、いくつかの解釈がありますが、わたしは、悪魔の霊が、悪魔宗教をしていたカイン族に入り込み、憑依した人間の体を使って、人間の娘とまじわり、ネフィリムが生まれたと考えます。

 

ロトを助けた天使ふたりも、もしかすると一般の人間に天使の霊が、入り込んで、ロトを導いたのかもしれません。ですから、一見、人間にしかみえなかったのもうなずけます。

 

天の使いがクリスチャンの中に入ってもてなしていても、それに気づかなかったのも、分かります。

 

大洪水後にも、ネフィリムの種族は存在していました。それは、ハムの嫁がカイン族の子孫であり、そこから遺伝子がうけつがれたのか、それとも、大洪水後のカナン族によって、悪魔宗教が行われ、また悪魔を憑依させて、その子孫を産んだのかは、わかりません。

 

世界の闇のルーツ、カナン人>>

カイン族>>

 

8、天使は何人いるのか

 

天使の数は、黙示録にこのように書かれています。

 

ヨハネの黙示録5章11節
 11さらに見ていると、御座と生き物と長老たちとのまわりに、多くの御使たちの声が上がるのを聞いた。その数は万の幾万倍、千の幾千倍もあって、 
1万の1万倍は、1億です。聖書には、幾万倍と書かれているので、1億以上も天使は存在しているともいえます。
1千の1千倍は、100万です。その幾千倍と書かれているので、天使は、100万以上いるともいえるわけです。
この天使の軍勢を率いた神のことを聖書では「万軍の主」と言われるのです。
日本では、「八百万の神」といわれますが、まさに、聖書の言葉が、八百万の神なのですね。
八百万の神々ではなく、単数形の八百万の神なのです。
万軍の天使をひきいた唯一の神。
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