思考の変化

ソロモンは、悪魔宗教を崇拝したのか

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ソロモンは、世界でも有名な知恵者として知られています。

そのソロモンを調べると悪魔宗教などの情報があふれだします。

 

ソロモンは、箴言など、教訓などを残し、ユダヤ教やイスラム教に大きく影響を与えた人物としているだけに、悪魔宗教と関わっていたことを知ると、驚かれる方がいるようです。

 

ソロモンは、悪魔宗教を信じたのでしょうか。

1、異国の神を拝んだソロモン

ソロモンは、異国の神々を拝みました。それは聖書に書いてあります。

列王記上11章5-7節

 5これはソロモンがシドンびとの女神アシタロテに従い、アンモンびとの神である憎むべき者ミルコムに従ったからである。 6このようにソロモンは主の目の前に悪を行い、父ダビデのように全くは主に従わなかった。 7そしてソロモンはモアブの神である憎むべき者ケモシのために、またアンモンの人々の神である憎むべき者モレクのためにエルサレムの東の山に高き所を築いた。

 

なぜ、ソロモンは、異国の神々を拝み始めたのでしょうか。

神様は、イスラエル人にカナン人の女性を妻にしてはいけないと教えていました。

カナン人とは、カナンの末裔のことです。カナンは、ノアの孫で、ノアから「呪われよ。」と言われた人物です。彼は同性愛者で、ノアの裸をみていたことから、怒りをかったのです。

 

そのカナン人は、ノアから教わった神の知識にそっくりな偽物の神を作りました。それがバール神です。ヤハウェイの神ととても性質は似ているのですが、似て非なるものです。

例えば、ヤハウェイの神は、人間のために動物の血を流し、罪を贖う道を用意されました。しかし、バール神は、人間そのものを生贄としてささげ続けたのです。神は、形に表すことができないと考えるのがヤハウェイの思想ですが、バールでは、牛の顔に人間の体といった自然崇拝から生まれた思想を持ち、偶像崇拝をはじめたのです。

 

その両方の思想を知っていたカナンの甥であったニムロデが、世界初の王になり、全種族を支配したのです。善悪を両方混ぜ合わせた思想です。

 

ここで、3つの思想に別れたと考えられます。①善の神の思想 ②悪の神の思想 ③善悪両方のハイブリットの思想 です。

 

そして、世界を支配してきたのは③の勢力でした。

 

イスラエル人は、①の思想で、多神教が広がった時代であっても、一神教を貫いたのです。

②の思想であったカナン人は、悪を続けていました。ですが、もちろん、すべてが悪というわけではありません。どんな組織も善を利用しなければ、成立しないからです。本質が悪だということです。そして、恐怖によって組織を維持していきます。人間を生贄にするのも、それをみた人々に恐怖心を与えて従わせるためでもあったのです。そして、人々は、自分のこどもであっても従ったのです。

 

③の思想は、本質は善だとも言えるかもしれません。ただ、悪も存在していることから悪を利用するという考え方です。

 

カナン人は、肥沃なカナンの地、今でいうところのパレスチナ付近に集まり、広がっていました。400年もの間、彼らはその土地で悪をしようとも生かされていたのです。イスラエル人はその頃、エジプトで奴隷として広がっていました。

そのカナン人は、巨大な勢力を誇っていたエジプトを打ち破ったイスラエル人が来ることを恐れていました。

 

イスラエル人は、神からカナン人を滅ぼすようにいわれたのですが、彼らは、カナン人を滅ぼさず、奴隷にしてしまったのです。

生き残ったカナン人は、北へと追いやられ、カナン人という名前からフェニキア人と名乗るようになっていきます。

 

ダビデの時代までは、イスラエル人は、一神教を守り続けたのですが、ソロモンの時代からは、異国の神々を拝む文化が認められはじめたのです。

カナン人は、女性などを使い、姦淫によってイスラエル人を惑わし、多神教や悪魔宗教を信じるようになっていったのです。

 

ソロモンもそれに惑わされたのです。ソロモンには、1000人の妃やそばめがいました。それも、神様から結婚してはいけないといわれた他国の女性たちを妻としたのです。

 

列王記上11章1-13節

1ソロモン王は多くの外国の女を愛した。すなわちパロの娘、モアブびと、アンモンびと、エドムびと、シドンびと、ヘテびとの女を愛した。 2主はかつてこれらの国民について、イスラエルの人々に言われた、「あなたがたは彼らと交わってはならない。彼らもまたあなたがたと交わってはならない。彼らは必ずあなたがたの心を転じて彼らの神々に従わせるからである」。しかしソロモンは彼らを愛して離れなかった。 3彼には王妃としての妻七百人、そばめ三百人があった。その妻たちが彼の心を転じたのである。 4ソロモンが年老いた時、その妻たちが彼の心を転じて他の神々に従わせたので、彼の心は父ダビデの心のようには、その神、主に真実でなかった。 5これはソロモンがシドンびとの女神アシタロテに従い、アンモンびとの神である憎むべき者ミルコムに従ったからである。 6このようにソロモンは主の目の前に悪を行い、父ダビデのように全くは主に従わなかった。 7そしてソロモンはモアブの神である憎むべき者ケモシのために、またアンモンの人々の神である憎むべき者モレクのためにエルサレムの東の山に高き所を築いた。 8彼はまた外国のすべての妻たちのためにもそうしたので、彼女たちはその神々に香をたき、犠牲をささげた。 9このようにソロモンの心が転じて、イスラエルの神、主を離れたため、主は彼を怒られた。すなわち主がかつて二度彼に現れ、 10この事について彼に、他の神々に従ってはならないと命じられたのに、彼は主の命じられたことを守らなかったからである。 11それゆえ、主はソロモンに言われた、「これがあなたの本心であり、わたしが命じた契約と定めとを守らなかったので、わたしは必ずあなたから国を裂き離して、それをあなたの家来に与える。 12しかしあなたの父ダビデのために、あなたの世にはそれをしないが、あなたの子の手からそれを裂き離す。 13ただし、わたしは国をことごとくは裂き離さず、わたしのしもべダビデのために、またわたしが選んだエルサレムのために一つの部族をあなたの子に与えるであろう」。

2、貿易のための宗教

民族が国へとまとまっていくと、どうしても、周辺諸国を無視することはできません。ソロモンは、頭のいい王でした。知識があり、この時代の王や女王がソロモンに会いに来ては、宝物を送ったほどです。この時代、他国同士は、貿易などによってそれぞれ存続していくようになります。ソロモンは、パロの娘を妻にして、エジプトとの和睦を進めるなどをしました。

 

他国の発展は、自国の危機になります。ですから、他国の文化を知ることは、有益で、情報を手に入れることは重要事項だったのです。

他国との貿易が盛んになれば、お互いにその国を亡ぼすと損を招くようになるので、戦争ができなくなるわけです。

特に、パレスチナは、エジプト、ギリシャ、バビロンと外交ルートに位置する場所だったので、他国の文化を理解することは必要だったのです。

 

現代人だとその考え方は理解できると思います。お金に対しての理解が、悪魔宗教的になり、悪いものではないというイメージがつけられているからです。

 

なぜ、それが悪いのか、理解できない人も多いですが、お金に依存することの本質を辿ると、国や貿易や崩壊していくからなのですね。

 

ですから、まともな国や帝国ほど、お金は悪だというイメージを持たせて、平和を保とうとするのです。

 

ソロモンは、世界情勢を考えることで、他国との接し方を多く見つけ出して、その結果、国に異教の文化をいれてしまったのですね。

 

ミルコム(メルコム)という神は、ソロバンや測りなどと一緒に描かれるもので、金融のシステムを世界に広げたその母体と考えられています。

悪魔宗教です。それらの利益を獲る方法を許可することで、多神教をも受け入れ始め、イスラエル人は次々と私利私欲に流されはじめたのです。

 

なぜ、お金=悪だという考えになるのか、簡単に説明すると、お金というものは、腐ることがありません。お金はどんな階級の人でも集めることができ、それを正義としてしまうと、道徳観念が欠如し、正義が失われてしまうのです。それが当然になると賄賂などが政治にも広がり、お金を利用して、国を亡ぼす策略につかわれたり、人や武器を手に入れて、反乱を起こされることから、国を守ろうとしたのです。悪魔宗教は常にこのように、支配者を脅かしては、混乱をまねいたので、カトリックやローマ帝国は、悪魔宗教を常に監視対象とし、弾圧し続けたのです。

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