聖書

サムソンとはどのような人物なのか

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サムソンとは、聖書の士師記に出てくる、とても力の強いイスラエル人のことです。

 

この時代、イスラエル人は、神様の教えられた律法を守らず、違う神などに目を向けて、神様の前に悪をしたので、イスラエル人は、ペリシテ人に支配され、弱まっていました。

そんな時代に、生まれたのがサムソンという人物でした。

 

1、サムソンの出生の謎

サムソンの父は、マノアというイスラエル人で、母は不妊の女性でした。

そのふたりの前に、「不思議」という名の天使が現れ、ふたりの間に、こどもが生まれることを告げました。

そして、マノアの妻は、お酒やぶどう酒を飲んではならず、また呪われた食べ物も口にしてはならないと言われました。

 

また、ふたりの前で、神様が不思議なことをされ、炎を燃やされ、ふたりは驚き、約束を守ったのです。

※この出来事は、イスラエル人の始祖であるアブラハムとサラの出来事やイエスキリストのマリアとヨセフの出来事と一致する内容です。不可能な状態で、聖なる子が生まれる。

 

ペリシテ人に負け、弱りきっていたイスラエル人とは対照に、サムソンは、まったくペリシテ人を恐れていませんでした。

ペリシテ人に対しても、堂々とした振る舞いで、生きている人物でした。

ある日、ペリシテ人の女性を気に入り、その娘を妻にしようとしました。

父母は、そのことを反対しました。

 

ある日、獅子がサムソンに襲い掛かりました。

サムソンは、その獅子を簡単に、手で引き裂いて倒してしまいました。

サムソンはとても強かったのです。

 

 

 

サムソンは、支配していたペリシテ人たちを恐れず、彼らが自分をことごとく騙す行いに怒りを覚えながら生活を続けます。

そして、神様は、サムソンによってペリシテ人とイスラエル人との間に不和がうまれるようにしました。

 

サムソンは、300匹のジャッカルを捕らえて、それらをペリシテ人の町に放ったので、ペリシテ人は、軍を出して、イスラエル人へと進行してきました。

何事なのか、知らなかったイスラエル人も準備をするのですが、ペリシテ人から理由を聞くと、サムソンが理由だというので、サムソンに縄をかけて、ペリシテ人の前に連れていき、引き渡したのです。

 

ですが、サムソンの縄は、燃えて、縄を引きちぎり、サムソンは、落ちていたロバ顎の骨を掴んで、ペリシテ人1000人を打ち破りました。

 

あまりにも強いサムソンとペリシテ人を恐れないその雄姿から、サムソンは腐敗していたイスラエル人の裁き司となり、20年間統治したのです。

 

 

 

2、サムソンの秘密

サムソンは強く、ペリシテ人を打ち破り続け、神様に対して不誠実だったイスラエル人も裁きました。

サムソンは、デリラという女性を愛しました。

 

そのデリラにペリシテ人が近づいて来て、銀貨を払ってサムソンの強さの秘密を暴くように指示するのです。

デリラは、イエスキリストを裏切ったユダのように、銀貨を受け取り、サムソンにその強さの秘密を聞き出そうとします。

 

ですが、サムソンは、以前女性に騙されていたので、すぐには、本当のことを言いませんでした。

何度も何度も、話を逸らすかのように、違う内容を伝え、そのたびに、ペリシテ人が襲ってきましたが、それを回避していたのです。

 

毎晩のようにデリラは、強さの秘密を聞いてくるので、サムソンは、嫌になり、本当のことを伝えてしまいます。

それは、生まれてから、髪の毛を剃ったことがないというものでした。

 

デリラは、サムソンが寝ている間に、髪を剃ってしまい、サムソンから主の力が消えてしまいました。

サムソンは、ペリシテ人たちに捕まり、両目をくりぬかれ、笑い者にされたのです。

 

大祝宴会でも、サムソンは呼び出され、笑いの話題のために、連れてこられました。

サムソンは、手を引く者に、この建物の要の柱に、寄りかからせてくれと頼むと、そこに連れて行かれました。

そして、サムソンは祈りを捧げて、失った力を今一度復活するように頼み、いのちをかけて、2本の要の柱を破壊したのです。

 

すると建物は崩壊し、サムソンが今まで倒した人数よりも多くの敵を道ずれにして、サムソンは息をひきとったのです。

 

バカにされ、笑われながら、そのいのちと引き換えに、悪を倒すその内容は、まるで、イエスキリストの十字架刑のようでした。イエス様が息をひきとられた時も地震が起こり、神殿の幕屋が引き裂かれたのです。

彼の遺体は、両親によってひきとられたのです。

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